死者が立ち止まる場所 : 日本人の死生観
著者
書誌事項
死者が立ち止まる場所 : 日本人の死生観
晶文社, 2016.1
- タイトル別名
-
Where the dead pause, and the Japanese say goodbye
- タイトル読み
-
シシャ ガ タチドマル バショ : ニホンジン ノ シセイカン
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内容説明・目次
内容説明
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれた著者は、子どものときから母とともに日本各地を旅していた。父をなくし、その喪失から立ち直ることができずにいたとき、海の向こうで東日本大震災が起きた。人はどのように死者を送り、親しい人の死を受け入れていくのか。仏教は答えをくれるのか?被災地をはじめ、永平寺、高野山、恐山などをめぐり、盆踊り、灯篭流し、お盆の行事などを訪ね歩きながら、著者は少しずつ心の折り合いをつけていく。ふたつの祖国をもつ著者の、死をめぐる日本文化論であり、日本旅行記でもある。
目次
- 大災害
- 寺
- お別れ
- 冬の悪魔
- 春爛漫
- 日本列島の仏陀
- ともに座して
- ともに食して
- 小さなプリンセス
- 原子の分離
- 死者のゆくえ
- あの世
- 夏の訪問者
- 霊との告別
- 秋の紅葉
- 盲目の霊媒
- ダース・ベイダー
- あの世からのメッセージ
「BOOKデータベース」 より