エロスと「わいせつ」のあいだ : 表現と規制の戦後攻防史

書誌事項

エロスと「わいせつ」のあいだ : 表現と規制の戦後攻防史

園田寿, 臺宏士著

(朝日新書, 551)

朝日新聞出版, 2016.2

タイトル別名

エロスとわいせつのあいだ : 表現と規制の戦後攻防史

タイトル読み

エロス ト「ワイセツ」ノ アイダ : ヒョウゲン ト キセイ ノ センゴ コウボウシ

注記

主要参考文献・論文: p266-268

内容説明・目次

内容説明

「文化」か「犯罪」か?性表現をめぐる問題点を具体例を挙げて明らかにする!日本初の本格的「春画展」が大成功。一方、春画掲載の週刊誌は警察から「指導」を受け、女性器をテーマにした作品で作者が逮捕・起訴された。「境界線」はどこにあるのか?かつては、どうだったのか?斯界の第一人者である法学者と、ジャーナリストが解明する。法で裁かれた文学作品の原文も掲載。

目次

  • 第1章 性表現で、いま何が起きているのか(「春画」掲載で警視庁が週刊誌を「指導」;問われた性表現;アダルトビデオの問題—ビデ倫の有罪が確定;漫画表現も摘発対象に—松文館事件;祭事と猥雑性—「かなまら祭」・金山神社)
  • 第2章 文書もかつては「猥褻」だった(刑法175条はどのように生まれてきたのか;文芸作品と猥褻罪;チャタレイ裁判とは何だったのか;悪徳の栄え裁判とは?;四畳半襖の下張裁判の波紋)
  • 第3章 新しい時代の「猥褻」(児童ポルノと猥褻;サイバーポルノと刑法175条の改正;これからの「猥褻」)

「BOOKデータベース」 より

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