ハリネズミの耳 : 音楽随想
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ハリネズミの耳 : 音楽随想
港の人, 2015.11
- タイトル読み
-
ハリネズミ ノ ミミ : オンガク ズイソウ
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内容説明・目次
内容説明
全身全霊で聴くとき、音楽はもっとも大切なことを私たちに語りかける。それを聴きとることのできるのが、ハリネズミの耳だ。この言葉は、古代ギリシャの詩人アルキロコスの詩片に由来する。情報ではなく愛を道しるべに音楽を聴く、その楽しさと豊かさをつづる音楽随想集。小林秀雄『モオツァルト』を遠く仰ぎ見ながら、著者もまた、音楽と文芸、あるいは芸術と思想を自在に往還する。
目次
- 第1部 作曲家篇(「英雄」の悲しみ—ヘンデル 合奏協奏曲作品三;他者表現の芸術家—メンデルスゾーン ヴェネツィアの舟歌;青春の不安—ペルゴレージ スターバト・マーテル ほか)
- 第2部 演奏家篇(内部からの新鮮さ—パーヴォ・ヤルヴィ1;「野生児」の指揮者—パーヴォ・ヤルヴィ2;異形なる才能—アナトール・ウゴルスキ ほか)
- 第3部 日本篇(武人の真情—信時潔1;野の花—信時潔2;青春の決定性—成田為三 ほか)
「BOOKデータベース」 より