外科医 : 名声と忘却のあわいに揺れる職業
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書誌事項
外科医 : 名声と忘却のあわいに揺れる職業
法政大学出版局, 2016.1
- タイトル別名
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Der Chirurg, ein Beruf zwischen Ruhm und Vergessen
- タイトル読み
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ゲカイ : メイセイ ト ボウキャク ノ アワイ ニ ユレル ショクギョウ
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注記
原書 (Edition Leipzig, 1993) の全訳
文献一覧: 巻末p7-16
内容説明・目次
内容説明
学識と技倆のある手術師か、はたまた災厄をもたらす放浪のいかさま師か?古代メソポタミア文明から近代ヨーロッパ社会まで、患者の命を預かり、人びとを苦痛から救い出す外科医という職業は、魔術と宗教的迷信に取り巻かれ、曖昧で謎多き存在であった。数千年にわたる職人的開業医たちの興味深い生態を、科学的医学の発展史のなかに位置づけて描く医療文化史。図版多数。
目次
- がたがた鳴る窓ガラス—外科学と医学のしっくりしない関係
- バビロンの外科医
- 文字に語らせる者
- ヒポクラテスと外科学—対立の調和
- ダモクレスの剣の下の外科学
- 時代のはざまで
- 外科の崩壊
- 床屋、もぐり職人と外科医—ロストックからロワまで
- 外科術の山師
- 王と首斬り役人と外科医—外科学の効用
- 最終章 ひとつの職業が押しのけられる
「BOOKデータベース」 より