トンブクトゥ : 交界都市の歴史と現在
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トンブクトゥ : 交界都市の歴史と現在
臨川書店, 2016.1
- タイトル読み
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トンブクトゥ : コウカイ トシ ノ レキシ ト ゲンザイ
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注記
注: p443-454
トンブクトゥ関連年表-20世紀末まで: p455-458
内容説明・目次
内容説明
14世紀から16世紀にかけて、地中海世界とブラック・アフリカとをむすぶサハラ縦断塩金交易をもとに、「黄金郷」また「イスラームの学林」として憧憬されつづけたトンブクトゥ。史資料と歴史研究の成果を踏まえて同交易の実態を探り、その特質をアジアのシルクロードと交叉させて明らかにする。さらに近年の臨地調査をもとに、現在のトンブクトゥとそこに生きる人びとの活動を、実証的かつ壮大なスケールで描き出す!
目次
- トンブクトゥ幻想—カタローニア図からルネ・カイエまで
- 砂丘列のなかの構築港市
- 都市編成の構造分析—形態論からのアプローチ
- サハラ縦断塩金交易—シルク・ロードとの対比
- 「黒人たちの国々」への道—成立と西遷
- トンブクトゥ簡史—栄光と凋落
- 最盛期のトンブクトゥ—歴史地理と施設配置
- 近現代のトンブクトゥ—植民都市への改変
- 人口構成とエスニシティ—諸集団共住の実態
- トンブクトゥ町家論—「住まい」と「住まう」
- 家族の職業—大区別・エスニシティ別特性
- 市場活動のエスニシティ・ジェンダー(1)—「大市場(ヨブ・ベル)」
- 市場活動のエスニシティ・ジェンダー(2)—「小市場(ヨブ・カイナ)」
- 市場活動のエスニシティ・ジェンダー(3)—「近隣市場(アルバメ市場」;トンブクトゥ周辺の農耕—ニジェール川と砂丘の賜物
「BOOKデータベース」 より