仏師たちの南都復興 : 鎌倉時代彫刻史を見なおす

書誌事項

仏師たちの南都復興 : 鎌倉時代彫刻史を見なおす

塩澤寛樹著

吉川弘文館, 2016.2

タイトル別名

Sculptors in the reconstruction of the great temples of Nara

仏師たちの南都復興 : 鎌倉時代彫刻史を見なおす

タイトル読み

ブッシ タチ ノ ナント フッコウ : カマクラ ジダイ チョウコクシ オ ミナオス

大学図書館所蔵 件 / 97

この図書・雑誌をさがす

注記

欧文タイトルは巻末p[6]による

参考文献: p295-304

索引あり

内容説明・目次

内容説明

平氏一門によって一夜のうちに灰燼に帰した南都(興福寺・東大寺)は、誰の手によってどのようにして復興されたのか。朝廷・摂関家・幕府・寺家それぞれの思想や意図を明らかにするとともに、多くの作例から復興造像と仏師たちの関連性を探る。造像の担い手を運慶ら慶派中心で論じる従来の学説に一石を投じ、新たな鎌倉時代彫刻史の地平を広げる。

目次

  • 1 南都・京都・鎌倉—復興と朝廷・幕府・寺家(平安後期の南都;王法・仏法の交差点;寺家と勧進;復興の主役とその意図・思惑)
  • 2 南都復興の経過(第一期—養和元年から大仏開眼供養まで;第二期—大仏開眼供養後から建仁の東大寺供養まで;第三期—元久元年から安貞元年まで;第四期—終盤の復興)
  • 3 仏師たちの南都復興(第一期の仏師動向と仏師選定;第二期の興福寺における仏師動向と仏師選定;第二期の東大寺における仏師動向と仏師選定;第三期・第四期の仏師動向と仏師選定)
  • 4 南都復興の造形世界(南都復興造像の評価史;南都復興造像の主要仏師とその評価;南都復興の造形世界)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ