ユニットケアとケアワーク : ケアの小規模化と「ながら遂行型労働」

書誌事項

ユニットケアとケアワーク : ケアの小規模化と「ながら遂行型労働」

岡京子著

生活書院, 2016.1

タイトル別名

ユニットケアとケアワーク : ケアの小規模化とながら遂行型労働

タイトル読み

ユニット ケア ト ケア ワーク : ケア ノ ショウキボカ ト ナガラ スイコウガタ ロウドウ

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注記

2011年松山大学社会学研究科に提出した学位論文に加筆したもの

文献: p181-190

内容説明・目次

内容説明

「個別ケア」を実施するための方法論としてのユニットケア。ケアの小規模化はどのように要介護高齢者の尊厳を支え、ケア労働はどのように変化しているのか、そしてそれはどのような枠組みで説明できるのか。ユニットの現場で実際に起きていること、ケアワーカーたちの労働の実態を詳細に追い、肉体労働・頭脳労働と、「気づかい労働」が重層的、同時並行的になされる、「ながら遂行型労働」という新しいケア労働の形を提示する。

目次

  • 序章 研究の目的と意義
  • 第1章 認知症ケアの現在
  • 第2章 「日常生活を共にする」ケアとは何か—「疑似的家事労働領域」と「ながら遂行型労働」
  • 第3章 「自尊心を支える」ケアとは何か—「ながら遂行型」に提供される「気づかい労働」
  • 終章 ユニットにおけるケア労働の特質—ながら遂行型労働論の提起
  • 補遺 ユニットケアの質を高めるために—先進施設の実践から

「BOOKデータベース」 より

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