怖いクラシック
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怖いクラシック
(NHK出版新書, 481)
NHK出版, 2016.2
- タイトル読み
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コワイ クラシック
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注記
参考文献: p277-282
本書関連年表: p283
内容説明・目次
内容説明
クラシック音楽は、いつからか「癒しの音楽」と喧伝されるようになったが、その王道は「怖い音楽」に他ならない。父、死、神、孤独、戦争、国家権力—。名だたる大音楽家たちは、いかにこれらの「恐怖」と格闘し、稀代の名曲を作り上げてきたのか。モーツァルトからショスタコーヴィチまで、「恐怖」をキーワードに辿る西洋音楽の二〇〇余年。
目次
- 第1の恐怖 父—モーツァルトによる「心地よくない音楽」の誕生
- 第2の恐怖 自然—ベートーヴェンによる「風景の発見」
- 第3の恐怖 狂気—ベルリオーズが挑んだ「内面の音楽化」
- 第4の恐怖 死—ショパンが確立した「死のイメージ」
- 第5の恐怖 神—ヴェルディが完成した「宗教のコンテンツ化」
- 第6の恐怖 孤独—ラフマニノフとマーラーの「抽象的な恐怖」
- 第7の恐怖 戦争—ヴォーン=ウィリアムズの「象徴の音楽」
- 第8の恐怖 国家権力—ショスタコーヴィチの「隠喩としての音楽」
「BOOKデータベース」 より