映画の胎動 : 一九一〇年代の比較映画史
著者
書誌事項
映画の胎動 : 一九一〇年代の比較映画史
人文書院, 2016.2
- タイトル別名
-
The foetal movements of cinema : a comparative film history of the 1910s
映画の胎動 : 一九一〇年代の比較映画史
- タイトル読み
-
エイガ ノ タイドウ : 1910ネンダイ ノ ヒカク エイガシ
大学図書館所蔵 件 / 全84件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士学位論文「一九一〇年代の比較映画史研究 : 初期映画から古典的映画への移行期における映画形式の形成と展開」(早稲田大学) を再構成し、大幅に加筆・修正を施したもの
参考文献: p338-350
内容説明・目次
内容説明
「芸術」としての映画が興隆した一九一〇年代。映画史のベル・エポック期に演劇、オペラ、美術、文学など他の芸術ジャンルとせめぎあいながら、映画は自らの固有性をどのように模索していったのか。「映画」という新たな形式へ。世紀転換期からモダニズムにおける映画と芸術の交流に迫る労作。
目次
- 序章 二〇世紀初頭における「映画」と「芸術」の交流
- 第1章 映画と演劇—沈黙の、雄弁なメロドラマ
- 第2章 映画と美術—スクリーンにおける空間の画家
- 第3章 映画と文学—ナショナル・シネマの生成
- 第4章 大衆芸能と映画—語り芸・新派劇から活動写真へ
- 第5章 日本映画の近代化—外国映画との対峙
- 終章 「芸術」としての映画の終焉
「BOOKデータベース」 より