寺田寅彦セレクション
著者
書誌事項
寺田寅彦セレクション
(講談社文芸文庫, [てC1]-[てC2])
講談社, 2016.2-2016.5
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テラダ トラヒコ セレクション
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注記
底本: 『寺田寅彦全集』(1996年-98年, 岩波書店刊)
叢書番号はブックジャケットによる
年譜 / 永橋禎子作成: 1巻p344-349
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784062902991
内容説明
“天災は忘れた頃にやってくる”等数々の名言を残し、物理学者として世界的な業績をあげた寺田寅彦は、夏目漱石の高弟として、透徹した観察眼で散文詩的美しさを湛えた文章を物し、科学と芸術の融合を果たした。本巻には『冬彦集』『薮柑子集』『万華鏡』『続冬彦集』から、内田百〓(けん)に「昭和年代の随筆として後生に遺る第一のもの」と言わしめた、随筆家の真骨頂を示す名品を厳選収録する。
目次
- 『冬彦集』(大正一二年一月二五日刊)より(病院の夜明けの物音;自画像 ほか)
- 『薮柑子集』(大正一二年二月五日刊)より(団栗;竜舌蘭 ほか)
- 『万華鏡』(昭和四年四月一〇日刊)より(科学者と芸術家;電車の混雑について ほか)
- 『続冬彦集』(昭和七年六月二五日刊)より(秋の歌;子猫 ほか)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784062903097
内容説明
科学者の眼で森羅万象を見つめ、平易でかつ芸術的、味わい深い言葉で表現した文章を収める随筆選第二集。本巻には『柿の種』『物質と言葉』『蒸発皿』『触媒』『蛍光板』と没後刊『橡の実』から、「科学者とあたま」「津浪と人間」「夏目漱石先生の追憶」「鳶と油揚」等に加え、単行本未収の「茶碗の湯」「日本人の自然観」を併録。日本の近代随筆史上、最高にして極上のエッセンス。
目次
- 『柿の種』(昭和八年六月一〇日刊)より
- 『物質と言葉』(昭和八年一〇月二〇日刊)より
- 『蒸発皿』(昭和八年一二月二〇日刊)より
- 『触媒』(昭和九年一二月一〇日刊)より
- 『蛍光板』(昭和一〇年七月一五日刊)より
- 『橡の実』(昭和一一年三月一五日刊)より
- 単行本未収録作品
「BOOKデータベース」 より