書誌事項

交渉的人間観の系譜

服部健二著

(レーヴィットから京都学派とその「左派」の人間学へ / 服部健二著)

こぶし書房, 2016.2

タイトル読み

コウショウテキ ニンゲンカン ノ ケイフ

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注記

「四人のカールとフォイエルバッハ」(こぶし書房 2015年刊)の後半部にあたる

参考文献一覧: p288-302

事項索引及び人名索引あり

内容説明・目次

内容説明

死すべき有限な存在者としての人間。寄る返なき生を営みながら、生の意味と価値をどのように構築するのか。フォイエルバッハから発し、レーヴィットを軸に、田邊元、三木清、戸坂潤、和辻哲郎、高山岩男、そして梯明秀と舩山信一に至る人間学の大河をたどる。『四人のカールとフォイエルバッハ』につづく巨編!

目次

  • 第1章 交渉的存在としての人間観の系譜—レーヴィットから田邊、三木、戸坂、和辻へ
  • 第2章 日本文化論の陥穽—高山岩男における“生む・作る・成る”の論理をめぐって
  • 第3章 三木清の人間学について
  • 第4章 三木清の歴史的生—「帝国の形而上学」か「個性者の構想力」か
  • 第5章 梯明秀の自然史の思想—「我が兄、我が師」三木清への批判
  • 第6章 舩山信一の人間学的唯物論

「BOOKデータベース」 より

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