終わらない原発事故と「日本病」
著者
書誌事項
終わらない原発事故と「日本病」
(新潮文庫, 10474,
新潮社, 2016.3
- タイトル別名
-
終わらない原発事故と日本病
終わらない原発事故と「日本病」
- タイトル読み
-
オワラナイ ゲンパツ ジコ ト「ニッポンビョウ」
大学図書館所蔵 件 / 全30件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
人間の命を守るべきこの国の社会システムは完全に崩壊した。企業は利益を最優先し、安全管理を怠る。重大な事故が発生しても、その事実を隠蔽しようとする始末だ。根底にあるのは「いのち」の軽視—。日本を冒す宿痾が最悪の形となって現れた福島第一原発事故を、政府の事故調査・検証委員会の一員として徹底追及。血の通った人間観を失いつつある社会に警鐘を鳴らす渾身の一冊。
目次
- 1 終わらない原発事故(原発事故被害の特異性;故郷再生の道はいずこ ほか)
- 2 この国を蝕む「安全文化の日本病」(続発する一流企業の事故;経営の失敗による組織事故 ほか)
- 3 「被害者の視点」が映し出す真実(阪神・淡路大震災—最後の一人まで追い続けて;新潟県中越地震—「心の故郷」の再生を模索 ほか)
- 4 なぜだ、この国の「いのちの危機」(子どもが産めなくなる;患者リスト放置、いのち意識の希薄 ほか)
- 5 3・11後の死生観(震災後、問われる死生観と宗教心;誰かの犠牲に支えられている日常 ほか)
「BOOKデータベース」 より