国策と犠牲 : 原爆・原発そして現代医療のゆくえ
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書誌事項
国策と犠牲 : 原爆・原発そして現代医療のゆくえ
社会評論社, 2016.2
増補改訂版
- タイトル別名
-
国策と犠牲 : 原爆原発そして現代医療のゆくえ
- タイトル読み
-
コクサク ト ギセイ : ゲンバク・ゲンパツ ソシテ ゲンダイ イリョウ ノ ユクエ
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内容説明・目次
内容説明
戦中、戦後、連綿と続けられてきた医療政策や科学技術が、国のほんの一握りの人たちにとって有意義である一方、多くの人びとに多大な被害や被災をもたらすものであった。現在、国民に徹底して「犠牲」を強いる「国策」は、その規模や凶暴性を増して推進されようとしている。原子力兵器・原発、科学技術・先端医療の現代社会における問題点を照射する。
目次
- いま深くいのちをみつめる
- 1 福島原発事故と内部被曝(「低線量」放射線内部被曝と健康障害;若狭湾における反原発の闘い)
- 2 現代科学技術と先端医療(医療政策としての脳死・尊厳死—私たちはナチスを断罪できるのか;人体部品資源化・商品化のいま;子どもと臓器移植・原発事故・遺伝子診断—国策の犠牲者としての子どもたち;科学技術における「国策」と「犠牲」の連鎖の構図)
- 3 被爆地・長崎の戦後(長崎の医師・永井隆、秋月辰一郎のことなど—土山秀夫先生に聞く)
- 補遺 なぜ、いま、「永井隆」を問うのか—『国策と犠牲』を読む
「BOOKデータベース」 より