吉野太平記
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吉野太平記
(ハルキ文庫, . 時代小説文庫||ジダイ ショウセツ ブンコ ; た24-1,
角川春樹事務所, 2015.12
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ヨシノ タイヘイキ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784758439688
内容説明
禁闕の変(一四四三年)で、後南朝に三種の神器の勾玉が奪われて十四年。「自天王」を帝と奉ずる吉野方は、謀将・楠木不雪の下、鎌倉公方の叛逆を足がかりに、足利義政と北朝への反攻を開始した。一方、日野家の賢妹・幸子は、姉・富子の不幸な結婚と権力拡大に血道を上げる兄・勝光に言い知れぬ不安を覚えていた—。迫る大乱を防ぐため、古より忍を遣ってきた隠密伝奏・近衛関白と一休禅師が遂に立つ。父の死で天皇の忍軍「村雲党」の頭へ帰参した村雲兵庫は、隠密伝奏の命を受け、吉野の和平派との接触と神器奪還のため、日野幸子らと共に、決死の潜入を試みる!室町伝奇巨編全二巻、刊行!!
- 巻冊次
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下 ISBN 9784758439695
内容説明
南朝方との和平と神器奪還のために、吉野へと潜入を図った忍者頭の村雲兵庫と日野幸子だが、「第二の番人」により正体を見破られ、幸子は楠木一派に囚われてしまう。兵庫は傷付きながらも、忍びの秘技を駆使して幸子救出に向かう。一方、吉野勢力の一掃を図る伊勢守貞親は、第三の忍・戸隠の忍軍を放ち、将軍暗殺のため不遇となった赤松一族を密謀に走らす。だがそれは戦国大乱を招きかねない策だった—。二つに分かれて戦う皇統に平和は訪れるのか。泰平の本当の意味とは?気鋭の若手が描く室町伝奇巨編全二巻、新たなる歴史冒険小説の登場!
「BOOKデータベース」 より