太宰と安吾
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書誌事項
太宰と安吾
(角川文庫, 19579)
KADOKAWA, 2016.1
- タイトル読み
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ダザイ ト アンゴ
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注記
2003年にバジリコ株式会社から刊行された単行本を文庫化したもの
ブックジャケットには「角川ソフィア文庫 L125-1」の記述あり
内容説明・目次
内容説明
文芸の完遂のために死を選ぶ太宰、磊落放胆に見えてその実、暗鬱厭人だった安吾。そして最後の無頼派、檀一雄。共に昭和を駆け抜けた彼らの人物像がリアルに浮かび上がる。リズム感と愛情にみちた筆致で描き出されるエピソードの数々は、まるで小説のごとく展開し、その濃密な時代感が現代に足りないものを示唆しているかのようでもある。佐藤春夫、井伏鱒二、尾崎一雄ら、合間に垣間見える昭和文壇の人間関係も面白い。
目次
- 第1部 太宰治(文芸の完遂;おめざの要る男;光焔万丈長し;太宰時間;赤門 ほか)
- 第2部 坂口安吾(坂口安吾論;安方町;安吾・川中島決戦録;坂口安吾の死;「わが人生観」解説 ほか)
「BOOKデータベース」 より