イスラームの構造 : タウヒード・シャリーア・ウンマ

書誌事項

イスラームの構造 : タウヒード・シャリーア・ウンマ

黒田壽郎著

書肆心水, 2016.2

増補新版

タイトル別名

The structure of Islam : Tawḥīd, Sharīʿah, and 'Ummah

イスラームの構造 : タウヒードシャリーアウンマ

タイトル読み

イスラーム ノ コウゾウ : タウヒード ・ シャリーア ・ ウンマ

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

多様なるイスラームの最大公約数、タウヒード、シャリーア、ウンマの三極構造論。イスラームの理想と現実の関係の構造的把握から示すイスラーム回帰現象の深層。カリフ制が弱体化した時代と不在の時代に、その理念が社会生活でいかに生きられたかを「国家/ウンマ」の社会的二層構造を通して解説。現代の危機をこえる希望のイスラーム論。

目次

  • 序章(イスラームの三極構造—タウヒード・シャリーア・ウンマの有機的連関;イスラーム社会形成の歴史)
  • 第1章 タウヒード—イスラームの世界観(タウヒードとは何か;等位性;差異性;関係性)
  • 第2章 シャリーア—イスラームの倫理と法(シャリーアとは何か;五行(宗教的義務);社会関係法と私的関係法)
  • 第3章 ウンマ—イスラーム共同体(ウンマとは何か;理想のウンマ—預言者と正統カリフの時代;国家の時代におけるウンマ;イスラームの都市空間)
  • 終章(西欧化とイスラーム世界;イスラーム世界の自己主張;資本主義に抗する社会;現代中東世界と世界史;世界史の今を映す鏡、パレスティナ)

「BOOKデータベース」 より

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