夜啼きの森
著者
書誌事項
夜啼きの森
(角川ホラー文庫, H82-4,
角川書店, 2004.5
- タイトル読み
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ヨナキ ノ モリ
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注記
単行本は2001年6月角川書店刊
内容説明・目次
内容説明
暗黒の森の中で銃声とともにこだまするうめき声。「来た。鬼が来たんじゃ」。昭和十三年、岡山県北部で起こった伝説の「三十三人殺傷事件」。おとなしく、「利発でええ子」だったはずの辰男は、なぜ前代未聞の凶行へと至ったのか。狂気か?憤怒か?怨恨か?古い村の因習と閉ざされた家族の歪な様相、人間の業と性の深淵を掘り下げながら、満月の晩に異形の「鬼」となって疾駆する主人公を濃密な文体で描き出した戦慄の長編小説。話題の女流作家が切り拓いた圧倒的迫力の新境地。
「BOOKデータベース」 より