書誌事項

悪名残すとも

吉川永青著

KADOKAWA, 2015.12

タイトル読み

アクミョウ ノコス トモ

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注記

主要参考文献: p373

内容説明・目次

内容説明

天文九年(一五四〇年)の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(すえたかふさ)。毛利氏を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の戦友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。翌年、出雲に侵攻した隆房の軍は、内部の統制も取れずに敗走を余儀なくされる。大内氏内部での文治派の台頭、主君・義隆の戦離れにより、武断派の隆房は追い詰められることに。さらに義隆の文化への傾倒と浪費は、天役(臨時徴税)を連発することになり、領民を苦しめていくのだった。迫り来る隣国の侵攻、疲弊する大内氏を立て直すため、隆房はついに決断を下す。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB20859160
  • ISBN
    • 9784041034712
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    373p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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