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レイチェル=カーソン

太田哲男著

(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 137)

清水書院, 2016.2

  • : 新装版

Title Transcription

レイチェル カーソン

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Note

レイチェル=カーソンの肖像あり

レイチェル=カーソン年譜: p203-210

参考文献: p211-213

Description and Table of Contents

Description

地球環境に大きな変化が現れている。一九九六年に北米やアジアを襲った破壊的な熱帯性の嵐は、地球環境の決定的な変化の前兆だろうか。大気中の二酸化炭素濃度の異常な高まりは、地球温暖化につながると懸念されている。森林の消失、酸性雨なども深刻な状態だ。二〇世紀は「経済の世紀」から「環境の世紀」に移ろうとしているといわれた。その転換点となった一九六〇年代に、先駆的に「環境の世紀の到来を語った人」—それがレイチェル=カーソンである。彼女の『沈黙の春』は、農薬の問題を中心に論じたものではあるが、今日の環境問題を実に原理的なところで把握した本、「現代」を考えるための必読の本だといえよう。

Table of Contents

  • 1 若き日々(ペンシルヴェニアの小さな町で;大学時代;最初の著作)
  • 2 ベストセラー科学者(『われらをめぐる海』;『海辺』)
  • 3 『沈黙の春』(発端;『沈黙の春』の問題提起;「禍のくさり」はどこまで?;科学者としての手腕;『沈黙の春』出版の後)
  • 4 カーソンの思想—その側面(アメリカ合州国における環境主義の先駆者たち;近代的自然観への批判と『沈黙の春』の意義;現代の危機への対応—カーソンの論の延長線上に)

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Details

  • NCID
    BB20865549
  • ISBN
    • 9784389421373
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    215p, 図版 [1] 枚
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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