蔣介石の「国際的解決」戦略 : 1937-1941 : 「蔣介石日記」から見る日中戦争の深層

書誌事項

蔣介石の「国際的解決」戦略 : 1937-1941 : 「蔣介石日記」から見る日中戦争の深層

鹿錫俊著

東方書店, 2016.2

タイトル別名

Chiang Kai-shek's "beyond bilateralism" strategy : 1937-1941 : the depths of the Sino-Japanese War as viewed in the "Chiang Kai-shek diaries"

蔣介石の国際的解決戦略 : 1937-1941 : 蔣介石日記から見る日中戦争の深層

タイトル読み

ショウ カイセキ ノ 「コクサイテキ カイケツ」 センリャク : 1937-1941 : 「ショウ カイセキ ニッキ」 カラ ミル ニッチュウ センソウ ノ シンソウ

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注記

英文タイトルは標題紙裏による

参考文献目録: p305-316

内容説明・目次

内容説明

蒋介石は、日中間の問題を欧米諸国の動向と結びつけて解決しようとする「国際的解決」戦略を主導した。2006年に公開されたスタンフォード大学フーバー研究所所蔵の「蒋介石日記」や王世杰、徐永昌など中国要人の日記などを利用し、1937年〜41年における、蒋介石率いる国民政府の政策決定過程を追うと共に、その時々の蒋介石の内面に迫る。

目次

  • 第1章 「国際的解決」戦略の論理と日中戦争の長期化
  • 第2章 危機と転機、そしてヨーロッパ情勢への対応
  • 第3章 独ソ不可侵条約とヨーロッパ戦争開戦をめぐって—日記から見る蒋介石の政策決定過程
  • 第4章 「二つの同時」論と「世界的規模収拾策」—異なる「国際的解決」戦略の交錯
  • 第5章 援中ルート閉鎖期間の試練—1940年夏における対独・対日政策の再選択
  • 第6章 日独伊三国同盟をめぐる多角外交
  • 第7章 独ソ戦争への予測と対処
  • 第8章 日米交渉期の攻防—日本の対応と蒋介石の反応
  • 終章 蒋介石外交の評価

「BOOKデータベース」 より

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