木下杢太郎随筆集
著者
書誌事項
木下杢太郎随筆集
(講談社文芸文庫, [きK1])
講談社, 2016.3
- タイトル読み
-
キノシタ モクタロウ ズイヒツシュウ
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注記
「木下杢太郎全集」第7, 11-13, 15-18巻 (1981.6-1983.2 岩波書店) を底本に、新漢字・新仮名遣いに改め、ふりがなを調整して文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考書目: p389-390
年譜 (柿谷浩一編): p402-413
内容説明・目次
内容説明
北原白秋らと文学美術運動「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、キリシタン史研究家等として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。旺盛な好奇心と繊細な感受性、広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。
目次
- 1(小学校時の回想;すかんぽ;僻郡記 ほか)
- 2(市街を散歩する人の心持;京阪聞見録;海郷風物記 ほか)
- 3(小林清親の板画;フウゴオ・フォン・ホフマンスタアル父子の死;古語は不完全である・然し趣が深い ほか)
「BOOKデータベース」 より