近代大阪の乳児死亡と社会事業

書誌事項

近代大阪の乳児死亡と社会事業

樋上惠美子著

大阪大学出版会, 2016.2

タイトル読み

キンダイ オオサカ ノ ニュウジ シボウ ト シャカイ ジギョウ

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注記

乳児保護・食生活関連年表: p304-319

人名索引: p329-331, 事項索引: p331-336

内容説明・目次

内容説明

今から百年前(大正時代初期)、大阪の乳児は4人に一人が誕生日の前に死んだ。親は生活水準を上げて、戦中期には10人に一人に減らし、こうして私たちの祖先は生き残り、私たちはいま・ここにいる。…乳児の母親たちの労働と家族形成、またそれを援助する社会事業の歴史を丹念に調べ上げた力作研究。

目次

  • 序章
  • 第1章 女工の結婚と出産
  • 第2章 母胎の状態と先天的な死亡
  • 第3章 食生活の改善:脚気と脳膜炎
  • 第4章 乳児死亡の低減のために
  • 第5章 住宅の改善と社会事業
  • 第6章 公衆衛生体制の成立と占領下の保健事業
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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