近世の村と地域情報

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近世の村と地域情報

東昇著

吉川弘文館, 2016.3

タイトル読み

キンセイ ノ ムラ ト チイキ ジョウホウ

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注記

学位請求論文 (九州大学、2014年)をもとにまとめたもの

索引あり

内容説明・目次

内容説明

近世の村の研究は、これまで年貢上納や人の掌握、村方騒動など、領主支配の枠組みの中で進められることが多く、村役人が担った行政・運営は十分に解明されてきていない。幕府領、肥後国天草郡高浜村の庄屋上田家伝来の古文書などを分析。特に寛政期から明治期にいたる庄屋日記に着目して、地域情報という新しい視点から村社会の実態を追究する。

目次

  • 研究対象—近世の村と情報、天草と上田家
  • 第1部 地域情報と日記・文書(地域情報の記録と情報化—日記・文書;村の行政・運営を担う村役人と仁才)
  • 第2部 庄屋日記の地域情報(異国船と船頭情報にみる地域情報の収集・伝達;村の行政における漁民と御用;村の疱瘡対策と地域情報の記録;地域情報の集成と知識の伝播—書籍による人のつながり)
  • 成果と展望—近世における情報

「BOOKデータベース」 より

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