中国経済学入門 : 「曖昧な制度」はいかに機能しているか

書誌事項

中国経済学入門 : 「曖昧な制度」はいかに機能しているか

加藤弘之著

名古屋大学出版会, 2016.3

タイトル別名

「曖昧な制度」としての中国型資本主義

中国経済学入門 : 曖昧な制度はいかに機能しているか

タイトル読み

チュウゴク ケイザイガク ニュウモン : 「アイマイナ セイド」ワ イカニ キノウ シテ イルカ

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注記

あとがきに「本書は、前著『「曖昧な制度」としての中国型資本主義』(NTT出版, 2013年) の続編でもあり、全面改訂版でもある」とあり

参考文献: p223-232

内容説明・目次

内容説明

「論」から「学」へ—。成熟した中国経済研究からエッセンスをつかみ出し、所有・市場からガバナンスやイノベーション、対外援助、さらには腐敗・格差まで、生動する独自の経済システムを、長期的なパースペクティブのなかでトータルに説き明かした。

目次

  • 中国経済学への招待—中国研究のさらなる進化を目指して
  • 第1部 基礎篇(「曖昧な制度」とは何か—制度の内生的変化の視点;「曖昧な制度」はいかに形成されたか—歴史、風土と社会主義の実験)
  • 第2部 応用篇(進化する土地の集団所有—請負制から土地株式合作社へ;市場なき市場競争のメカニズム—成長至上主義からの脱却;混合所有企業のガバナンス—ナショナル・チャンピオンを創り出す;中国式イノベーション—「曖昧な制度」が促進する技術革新;対外援助の中国的特質—グローバル・スタンダードへの挑戦)
  • 第3部 課題篇(腐敗の政治経済学—「曖昧な制度」がもたらした成長と腐敗;中国の格差問題を考える—「曖昧な制度」は格差を拡大したか)
  • 中国経済学の展望
  • 若き中国研究者へ—赤の女王の走りと異邦人のまなざし

「BOOKデータベース」 より

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