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須賀敦子を読む

湯川豊著

(集英社文庫, [ゆ-11-1])

集英社, 2016.3

タイトル読み

スガ アツコ オ ヨム

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注記

叢書番号はブックジャケットによる

須賀敦子の肖像あり

須賀敦子略年譜: p208-217

須賀敦子の主な著書・訳書: p218-220

解説(辻原登): p221-231

内容説明・目次

内容説明

イタリアでの暮しを流麗かつ論理的な文章で綴った須賀敦子。彼女が五冊のエッセイ集を刊行したのは、還暦を過ぎてからのわずか八年間だった。物書きに憧れ続けた彼女はヨーロッパの生活で実に多くの人びとに出会った。そして帰国後、三十年近くのときを経て描かれた物語は古びることなく、いまなお読者の心を掴んで離さない。その須賀作品の魅力に迫る。第61回読売文学賞受賞作。

目次

  • 第1章 もう一度、コルシア書店を生きる—『コルシア書店の仲間たち』
  • 第2章 霧の向こうの「失われた時」—『ミラノ 霧の風景』
  • 第3章 父と娘のヨーロッパ—『ヴェネツィアの宿』
  • 第4章 精神の遍歴—『ユルスナールの靴』
  • 第5章 家族の肖像—『トリエステの坂道』
  • 第6章 信仰と文学のあいだ—「アルザスの曲りくねった道」

「BOOKデータベース」 より

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