書誌事項

中国中古の書学理論

成田健太郎著

(プリミエ・コレクション, 67)

京都大学学術出版会, 2016.3

タイトル別名

中国中古書学理論の研究

Calligraphic theories of medieval China

タイトル読み

チュウゴク チュウコ ノ ショガク リロン

注記

その他のタイトルは英文要旨による

博士論文「中国中古書学理論の研究」 (京都大学, 2014年) に改稿を加えたもの

参考文献一覧: p249-256

内容説明・目次

内容説明

中国書史黄金時代の多面的世界に学ぶ。後漢後期から唐前期にかけての中国中古の時代は、書に対する意識が高められ王羲之ら名手たちの書が登場した。この時代はじめて現れた書学理論から、同時代の文学論や美術論との連関を解明する。

目次

  • 第1章 書体を詠う韻文ジャンル「勢」とその周辺
  • 第2章 張懐〓(かん)『書断』の書体論
  • 第3章 張懐〓(かん)『書断』の史料利用と通俗書論
  • 第4章 初唐以前の書訣について
  • 第5章 魏晉南朝の文論・書論にみる風格論と技法論
  • 第6章 “筆勢”の生れるところ—魏晉より唐初に至る書論を中心に

「BOOKデータベース」 より

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