渡辺京二
著者
書誌事項
渡辺京二
(言視舎評伝選)
言視舎, 2016.3
- タイトル別名
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Watanabe Kyoji
- タイトル読み
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ワタナベ キョウジ
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注記
参考文献: p385-390
内容説明・目次
内容説明
若き日に「小さきものの死」で思想家として出発した渡辺京二が、一貫して手放さなかったものは、近代という時代の不可避性を見失わず、そこで失われていくものに思想の根拠をおくことで、歴史の必然性という概念に抵抗してきたことだ。その初期から現在に至る全著作を読み解き、その秘密に迫る本邦初の評伝。
目次
- 大連
- 闘病生活と若き日の歌
- 小さきものの死と挫折について
- 吉本隆明と谷川雁
- 患者との「心中」を決意した水俣病闘争
- 処女作『熊本県人』
- 『ドストエフスキイの政治思想』
- 神風連と河上彦斎—反近代の極北
- 西郷隆盛—明治帝国への反抗者としての西郷
- 宮崎滔天—アジア主義的虚像の破壊と民衆意識からのインターナショナリズム
- 北一輝—最も純粋なファシズム思想
- 二・二六事件と昭和の逆説
- 消費資本主義との思想的格闘(一)「地方という鏡」
- 消費資本主義との戦い(二)ポストモダン批判
- 石牟礼道子とイリイチ—コスモスの豊かさ
- 逝きし世の面影 滅び去った文明
- 黒船前夜
- 歩み続ける人
「BOOKデータベース」 より