父の三線と杏子の花
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父の三線と杏子の花
人文書館, 2015.8
- タイトル読み
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チチ ノ サンシン ト アンズ ノ ハナ
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内容説明・目次
内容説明
挫折と苦悩の半生の記『花に逢はん』を著して、ハンセン病問題の語り部となった伊波敏男は、「すべて国民は、個人として尊重される」という人権精神や、沖縄問題の根底にある歴史と文化と沖縄人の心を見据えて、「にが世を、あま世になす」未来を拓くために切々と訴える。平和という春べには、いまだ遠い軍事基地の重みに耐えつづける沖縄の島を、日本及び日本人はどうすべきなのか、と。在所信州の「千曲川の辺から」、産土の地「沖縄へ」、そして本土に向かって発信を続ける「地方に住む一物書き」が綴る真摯な記録!
目次
- わが道を—年代記(二〇〇四年)
- 命どぅ宝—遠い記憶と過ちの記録、過去を未来へ(二〇〇五年)
- 時代を紡ぐ糸—永遠の現在(二〇〇六年)
- 流れに抗いて—また陽は昇る(二〇〇七年)
- 我々は何者か—沖縄の自己同一性、主体性について(二〇〇八年)
- 月桃がもう咲く—小さき者の視座から(二〇〇九年)
- 欺瞞の饗宴を超えて—平和と人権、そして環境を守るために(二〇一〇年)
- あの黒い海が—東日本大震災、悲しみと苦しみのむこうに。(二〇一一年)
- 切実な希い—東北再生・脱原発・沖縄問題と。(二〇一二年)
- 少年は怒っている—民主主義とは何か平和とは何だろうか(二〇一三年)
- “沖縄よ何処へ”—万国の津梁(架け橋)となし。(2014年)
「BOOKデータベース」 より