狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛 : 愛と享楽について精神分析が知っている二、三のことがら
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狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛 : 愛と享楽について精神分析が知っている二、三のことがら
水声社, 2016.3
- タイトル別名
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狂気の愛狂女への愛狂気のなかの愛 : 愛と享楽について精神分析が知っている二三のことがら
- タイトル読み
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キョウキ ノ アイ、キョウジョ エノ アイ、キョウキ ノ ナカ ノ アイ : アイ ト キョウラク ニツイテ セイシン ブンセキ ガ シッテ イル ニ、サン ノ コトガラ
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内容説明・目次
内容説明
男の享楽、女の享楽。ラカンの名高いテーゼ「性関係はない」。これは愛についての精神分析が語りうるすべてなのか。もちろんそうではない。フロイトの発見をこのテーゼに昇華させたラカンは、しかし愛について語ることをやめなかった—たとえば宮廷愛について、あるいは狂気の愛について。運命的な愛の彷徨いを描いたブルトンやデュラスを導き手に、このテーゼの奥境に向かう。
目次
- 第1章 性関係はない—男の享楽と女の享楽(フロイトとともに;話存在とファルス享楽 ほか)
- 第2章 狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛—ブルトン、デュラス、ラカン(宮廷愛とはなにか;“物”の思想 ほか)
- 第3章 まどろみと海—エス、外の思考、“他なる”性(エスの系譜;ランシエール—美学的無意識の二つの相 ほか)
- 第4章 フロイトとサド(サドにおける欲望の運命;「隣人愛」の拒絶 ほか)
「BOOKデータベース」 より