「文壇」の崩壊
著者
書誌事項
「文壇」の崩壊
(講談社文芸文庫, [とJ1])
講談社, 2016.4
- タイトル別名
-
文壇の崩壊
- タイトル読み
-
「ブンダン」ノ ホウカイ
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注記
「十返肇著作集」上下(1969年刊)を底本とし、底本中明らかな誤りは訂正し、新字新かなづかいに改めたもの
叢書番号はブックジャケットによる
年譜: p323-326
内容説明・目次
内容説明
文壇事情に精通し、匿名批評も多くし、四十九歳で世を去った昭和の文芸批評家、十返肇。軽評論家と称され、正当な評価を受けていたとは言いがたい彼はしかし、文学への深い愛と理解力、該博な知識をもって、昭和という激動の時代の文学の現場に、生き証人として立ち会い続けた希有なる評論家であった。今なお先駆的かつ本質的な、知られざる豊饒の文芸批評群。
目次
- 贋の季節—戦後文学の環境(抄)
- 文芸雑誌論
- 「文壇」の崩壊
- 文学界人物史
- ピンからキリまで
- 詩のない生活から
「BOOKデータベース」 より