チェルノブイリの嘘
著者
書誌事項
チェルノブイリの嘘
緑風出版, 2016.3
- タイトル別名
-
Chernobyl : big lie
Чернобыль : большая ложь
- タイトル読み
-
チェルノブイリ ノ ウソ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
ソヴィエト社会・チェルノブイリ関連略年表: p536
内容説明・目次
内容説明
チェルノブイリ原発事故は、事故の当初から住民達に情報が伝えられず、住民は放射能の中で、メーデーを祝い、大量に被曝した。本書は、事故に疑問を抱いた新聞記者の著者が、被害の実態を隠蔽しようとするソヴィエト体制の妨害にあいながらも、粘り強く独自に取材を続け、真実に迫ったインサイド・レポート。決死の事故処理にあたりながら体制から抹殺され、放射線障害で死んでゆく作業員、厖大な住民の健康被害が被曝によると認めず、事故経過を隠蔽する当局、怒り立ち上がる民衆、国会議員となってその先頭に立つ著者—本書は、ペレストロイカ時代のチェルノブイリ事故からソヴィエト体制の崩壊、腐敗したウクライナ政府との闘いまで、当事者でしか書けないチェルノブイリ・ドキュメント。
目次
- チェルノブイリの村で生きる
- ルードニャ=オソシニャ、それは騙された村
- 進入禁止!生命の保障はない
- ジトーミルにおける洗脳教育
- 議会での虚しい叫び
- 極秘:チェルノブイリ
- 罰なき罪
- かばいあい
- クレムリンのなかの権謀術数
- 異端の科学者〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より