「白バラ」 : 反ナチ抵抗運動の学生たち

書誌事項

「白バラ」 : 反ナチ抵抗運動の学生たち

関楠生著

(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 124)

清水書院, 2016.2

  • : 新装版

タイトル読み

シロバラ : ハン ナチ テイコウ ウンドウ ノ ガクセイ タチ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 34

この図書・雑誌をさがす

注記

<白バラ>年譜: p185-188

参考文献: p189-190

内容説明・目次

内容説明

ドイツ語の“白バラ”は大文字で書かれ、固有名詞化されている。それだけよく知られているということだが、日本ではインゲ=ショル著の本は『白薔薇は散らず』、映画は『白バラは死なず』というふうに紹介されている。このほかにも“白バラ”関係の著訳書は何冊かあるが、なお、この語がよく知られているとは言いがたい。ヒトラー治下のドイツで、独裁体制に対する抵抗運動に立ち上がった大学生たちが作製し配布したビラの名が“白バラ”であることから、彼らを“白バラ‐グループ”とよぶのである。ミュンヘン大学で毎年二月、刑死したこの人たちを追想し記念する催しが行われる。彼らの抵抗が非政治的、精神的なものにとどまり、その運動を挫折ととらえるべきか、あるいはまた、のちのちまで影響を残す高次の政治的なものだったかをめぐって、なお論議がある。

目次

  • 1 抵抗運動の学生たち(“白バラのビラ”出現;学生の生い立ち;精神的な師たち;東部戦線での体験)
  • 2 抵抗運動の活動と挫折(抵抗運動の再開;抵抗の実際活動;挫折の問題;運命の日、一九四三年二月一八日)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ