ロバート・アルトマン即興性のパラドクス : ニュー・シネマ時代のスタイル

書誌事項

ロバート・アルトマン即興性のパラドクス : ニュー・シネマ時代のスタイル

小野智恵著

勁草書房, 2016.3

タイトル別名

Robert Altman the paradox of improvisation : Altman's style in the period of New Hollywood

ロバート・アルトマン : 即興性のパラドクス

ロバートアルトマン即興性のパラドクス : ニューシネマ時代のスタイル

タイトル読み

ロバート・アルトマン ソッキョウセイ ノ パラドクス : ニュー・シネマ ジダイ ノ スタイル

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注記

参考文献: p222-228

博士論文 (京都大学, 2015年) を書き改めたもの

内容説明・目次

内容説明

すべては、即興なのか?アルトマンの作品群に仕掛けられた、古典的ハリウッド映画の約束事を覆す音と映像の風変わりな罠。その「異化」は、このとき「様式」になった。没後10年。繰り返されるクリシェに挑む、本邦初の美学的アルトマン様式論。

目次

  • 序 すべては即興なのか?
  • 第1章 中心性←→「遍」・中心性 オーヴァーラッピング・ダイアローグからオーヴァーラッピング・ナラティヴへ—『M*A*S*Hマッシュ』『カリフォルニア・スプリット』『ナッシュビル』
  • 第2章 明瞭性←→不・明瞭性 モチヴェーションの曖昧な主人公—『ビッグ・アメリカン』『ボウイ&キーチ』『ギャンブラー』『ロング・グッドバイ』『カリフォルニア・スプリット』
  • 第3章 深奥性←→反・深奥性 ズーム・インが無効にする奥行きという錯覚—『ギャンブラー』
  • 第4章 一致性/連続性←→半・一致性/非・連続性 ポスト・ノワールに迷い込んだ古典的ハリウッド映画—『ロング・グッドバイ』
  • 結 インディペンデント・ムーヴメントの父?

「BOOKデータベース」 より

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