ハプスブルク帝国、最後の皇太子 : 激動の20世紀欧州を生き抜いたオットー大公の生涯

書誌事項

ハプスブルク帝国、最後の皇太子 : 激動の20世紀欧州を生き抜いたオットー大公の生涯

エーリッヒ・ファイグル著 ; 北村佳子訳

(朝日選書, 944)

朝日新聞出版, 2016.4

タイトル別名

Otto von Habsburg : Profil eines Lebens

ハプスブルク帝国最後の皇太子

タイトル読み

ハプスブルク テイコク サイゴ ノ コウタイシ : ゲキドウ ノ 20セイキ オウシュウ オ イキヌイタ オットー タイコウ ノ ショウガイ

注記

原著第2版 (1992) の抄訳

監訳: 関口宏道

オットー・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン年譜: p380-389

内容説明・目次

内容説明

ハプスブルク帝国最後の皇太子、オットー・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンの波乱万丈の生涯を、豊富な史料と本人へのインタビューで明らかにする。1916年、4歳で皇太子となったオットーは、1938年、ナチの傀儡となることを拒んだためヒトラーから執拗に命を狙われる。帝国崩壊後、亡命の身で祖国復興に奔走。戦後処理では、ルーズベルトやチャーチルと連携してソ連に対抗し、オーストリアを西側にとどめた。戦後は欧州議会議員として欧州統合に尽力、ベルリンの壁崩壊につながる1989年8月19日のパン・ヨーロッパ・ピクニックを主催した。戦いに次ぐ戦いの生涯にみる、もう一つの欧州現代史。

目次

  • 幼年時代 1912‐1929
  • 青年時代 1929‐1940
  • アンシュルス(ドイツによるオーストリア併合) 1938
  • パリ 1939‐1940
  • 挑戦し続けるオットー 1940
  • 再びアメリカへ 1940‐1944
  • オーストリア再興のための戦い
  • 中央ヨーロッパの命運 1943‐1944
  • モスクワ宣言発効 1944
  • ハンガリー
  • 第二次世界大戦終結後 1945‐1991
  • 東西冷戦終結

「BOOKデータベース」 より

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