歌舞劇ヤクシャガーナ : 南インドの劇空間、綺羅の呪力。

書誌事項

歌舞劇ヤクシャガーナ : 南インドの劇空間、綺羅の呪力。

森尻純夫著

而立書房, 2016.3

タイトル別名

歌舞劇ヤクシャガーナ : 南インドの劇空間綺羅の呪力

ヤクシャガーナ : 歌舞劇 : 南インドの劇空間、綺羅の呪力。

タイトル読み

カブゲキ ヤクシャガーナ : ミナミインド ノ ゲキクウカン、キラ ノ ジュリョク。

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内容説明・目次

内容説明

“ヤクシャ(=精霊)”と“ガーナ(=メロディ)”をあわせて名付けられた、南インドの伝統芸能ヤクシャガーナ。11月から6月初旬の乾季、劇団は旅を続け、ほぼ毎日、野外仮設のテント劇場で饗宴を開く。力強い音楽、流麗な朗唱、技巧的な舞踊、滑稽な道化が夜通し絡み合い、老若男女を興奮の坩堝へと導く。知られざるその歌舞劇の歴史を、スッバ(17世紀)、カラント(1902〜1997)、ソーメシュワラ(1935〜)ら伝説的人物の事績を尋ねることで解き開く。旅公演への同行を含む長期フィールドワークによってその実像を明かす。IT産業を筆頭にアジア最大の経済拡大を続ける現代のインド。民俗的、伝統的香気が失われていくなか、劇様式、形態が厳格に守られるヤクシャガーナの存在は、驚異に値する!!

目次

  • 第1章 上演(言語;演目 ほか)
  • 第2章 南と北(境界地ウドゥピー;南のヤクシャガーナ)
  • 第3章 南、北の代表的な劇団(イダグンジ・マハガナパティ・ヤクシャガーナ劇団;ヤクシャガーナ・ケンドラ、ウドゥピー ほか)
  • 第4章 ヤクシャガーナ大成期から現代(ヤクシャガーナの始祖、パルティ・スッバ;現代の北の研究と改革を目指した—K.シヴァラム・カラント ほか)
  • 第5章 人形ヤクシャガーナ(ゴーパーラクリシュナ・ヤクシャガーナ人形劇団、カサルゴド;ガネーシャ・ヤクシャガーナ人形劇団、ウピナクドル ほか)

「BOOKデータベース」 より

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