社会凝集力の日中比較社会学 : 祖国・伝統・言語・権威
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書誌事項
社会凝集力の日中比較社会学 : 祖国・伝統・言語・権威
(Minerva library「社会学」, 2)
ミネルヴァ書房, 2016.4
- タイトル別名
-
Minerva Shobo librairie
社会凝集力の日中比較社会学 : 祖国伝統言語権威
- タイトル読み
-
シャカイ ギョウシュウリョク ノ ニッチュウ ヒカク シャカイガク : ソコク・デントウ・ゲンゴ・ケンイ
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注記
参考文献: 巻末p5-17
内容説明・目次
内容説明
近代以降の日本と中国における社会凝集力とは何か。本書では、これまで研究がなされてこなかった、日中それぞれの「社会を社会として成立させている諸力」という視点に注目し、比較分析を行う。伝統文化や最高権威の再構築など、近代国家を形成させる共通技法の存在を究明しながら、国民を創出する過程における他者としての中国、そして日本を考える。近代日本への理解は中国への理解であり、近代中国への理解は日本への理解である。
目次
- 社会凝集力の諸相
- 第1部 日中の近代化の時間差を生きる越境者と祖国感情(在日華僑華人にとっての“日本”と“中国”;「中国残留孤児」にとっての“中国”と“日本”)
- 第2部 新しい社会統治法の探求と伝統文化の発見・利用(台湾統治をめぐる後藤新平の中国認識と日本認識;中国における社会保障と伝統文化との相乗/相剋)
- 第3部 非西洋の近代化における言語感情の彷徨と最高権威の再建(日中の近代化における母国語をめぐる愛憎;日中の近代化における最高権威の再構築とその変容)
「BOOKデータベース」 より