追憶の風景
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追憶の風景
晶文社, 2016.1
- タイトル読み
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ツイオク ノ フウケイ
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内容説明・目次
内容説明
母と死別、戦争に翻弄された幼児期。廃墟と化した焼跡、炭化した白い塊(人骨)を拾い、地面に絵を描いた。それが初めてものを書いた日の記憶である。記憶を風化させてはならない。ヒロシマ、ナガサキの記憶の忌避が悲惨な原発事故を生起させた。死者は死んではいない!戦後70年、108人の死者への追憶が、時代の記憶を烈しく炙り出し、現在の生を鋭くさせる。
目次
- 記憶よ、再稼働せよ—西井一夫
- 立松和平の墓—立松和平
- 血と雨の歌—岸上大作
- 薔薇色の骨—中井英夫
- 星、応答せよ—佐山二三夫
- デス・マスク—諏訪優
- 豊饒の時—武田百合子
- 幸福の可能性—小笠原賢二
- 叛逆の書家—木村三山
- 魂のブルース奏者—松井辰一郎〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より