十八世紀ロシア文学の諸相 : ロシアと西欧伝統と革新

書誌事項

十八世紀ロシア文学の諸相 : ロシアと西欧伝統と革新

金沢美知子編

水声社, 2016.3

タイトル別名

18世紀ロシア文学の諸相 : ロシアと西欧伝統と革新

十八世紀ロシア文学の諸相 : ロシアと西欧 : 伝統と革新

18世紀ロシア文学の諸相 : ロシアと西欧 : 伝統と革新

タイトル読み

ジュウハチセイキ ロシア ブンガク ノ ショソウ : ロシア ト セイオウ デントウ ト カクシン

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内容説明・目次

内容説明

西欧化政策を推進したピョートル一世と啓蒙主義を標榜したエカチェリーナ二世の二つの治世に挟まれた、壮大な謎・未知の領域である“18世紀ロシア”を「プーシキンから始まる」ロシア文学という偏頗な文学史観に疑問を呈しつつ、さまざまな角度から考察する。

目次

  • プーシキン以前のロシア文学
  • 第1部 近代ロシア文学の形成過程(ロモノーソフの神、デルジャーヴィンの神;ロモノーソフと修辞学的崇高—十八世紀ロシアにおける「精神の高揚」の様式化 ほか)
  • 第2部 文学をとりまく環境(十八世紀ロシアにおける国家と民間習俗の相克—シンビルスクの「魔法使い(呪術師)」ヤーロフの裁判を中心に;十八世紀初頭におけるロシア君主の日常的儀礼とその変化 ほか)
  • 第3部 十八世紀ロシアへの視点(『ペテルブルグからモスクワへの旅』をめぐって—ラジシチェフ・プーシキン・ゲルツェン;ベリンスキーとロシアの十八世紀—「ロシア史」はいかに語られるか ほか)
  • 十八世紀ロシア文学の未来の読者に向けて
  • プーシキンスキー・ドームの十八世紀ロシア文学研究部門—その歴史と現在

「BOOKデータベース」 より

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