イメージの哲学者ラウール・ハウスマン : ベルリン・ダダから「フォトモンタージュ」へ

書誌事項

イメージの哲学者ラウール・ハウスマン : ベルリン・ダダから「フォトモンタージュ」へ

小松原由理著

神奈川大学出版会 , 丸善出版 (発売), 2016.4

タイトル別名

Raoul Hausmann

イメージの哲学者ラウールハウスマン : ベルリンダダからフォトモンタージュへ

タイトル読み

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注記

参考文献: p259-267

博士論文『<フォトモンタージュ>の可能性--ラウール・ハウスマンの作品展開に見る「ベルリン・ダダ」』 (東京外国語大学, 2007年) を基に加筆・修正を加え全面的に改訂したもの

内容説明・目次

内容説明

これまでの美術史至上最も革命的な表現形式にして、もっともラディカルなアートムーヴメントであったベルリン・ダダ。その思想的中心を担ったハウスマンが見出した“フォトモンタージュ”とは?単なる造形上の一技法であったフォトモンタージュを、超越的な“場”を示す思想へと深めていく変遷を辿りながら、思想としての“フォトモンタージュ”の全貌にせまる。未公開を含む厖大な資料を読み解く、現代アート研究待望の書。

目次

  • 第1部 “フォトモンタージュ”とは何か(ベルリン・ダダの政治性を巡って—「おふざけ」から「反芸術」へ;“コラージュ的思考”による「フォトモンタージュ」—再構築への歯止め)
  • 第2部 “フォトモンタージュ”の誕生—“性”と“言葉”を巡る始原的模索(不調和なる“性”の表象;新しい“言葉”の創出へ)
  • 第3部 “フォトモンタージュ”の展開—『ヒュレ』から『変革』へ(『ヒュレ』—イメージとしての“生”の記録;『変革』への倫理)

「BOOKデータベース」 より

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