恐怖政治を生き抜く : 女傑コロンタイと文人ルナチャルスキー

書誌事項

恐怖政治を生き抜く : 女傑コロンタイと文人ルナチャルスキー

鈴木肇著

恵雅堂出版, 2016.1

タイトル読み

キョウフ セイジ オ イキヌク : ジョケツ コロンタイ ト ブンジン ルナチャルスキー

大学図書館所蔵 件 / 20

この図書・雑誌をさがす

注記

年譜あり

年表あり

主な参考文献: p218-219

ロシア・ソ連を知る必読書: p220-248

内容説明・目次

内容説明

スターリンの恐怖政治の犠牲者は膨大な数にのぼる。1934年の党大会に出席した約2000人の代議員中、1939年の党大会に出席できたのはわずか3%だった。ほとんどが処刑や自殺に追い込まれ、レーニン時代からの高級幹部もその例外ではなかった。その恐怖政治を、ヨーロッパ初の女性閣僚となったフェミニズムの先駆者コロンタイと、ソ連の初代教育大臣となったルナチャルスキーがどのように生き抜いたか?現実にあった“社会主義国家”を照射する一冊。

目次

  • 第1部 コロンタイ(反骨の貴族将軍の目覚めた娘;女性解放、“自由恋愛”は実らず;造反で党の中枢からはずされる;スターリンに“降格”を願い出る;才能と人脈を生かし、名外交官に;現代史の大パノラマの中で;北欧情勢を正しく評価、講和に貢献;重病の中で『回想録』を書き続ける)
  • 第2部 ルナチャルスキー(比類なき博識にレーニンも驚く;貴族の子・少年期に社民運動へ;哲学と宗教で激しい論争へ;レーニンは頑として和解を拒否;業績に不吉な粛清の影が)
  • コロンタイ関連論文 炎の労働者革命家シリャプニコフ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ