キリストの小説 : ドストエフスキー・マルコによるキリスト教批判

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キリストの小説 : ドストエフスキー・マルコによるキリスト教批判

冬木俊著

近代文藝社, 2016.3

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キリストの小説 : ドストエフスキーマルコによるキリスト教批判

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キリスト ノ ショウセツ : ドストエフスキー・マルコ ニ ヨル キリストキョウ ヒハン

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Description and Table of Contents

Description

マルコは神を信じていたかも知れないが、当てにはしていない。神を論理的に解消したドストエフスキーはむろん神を疑っていたが、なお当てにしていた。論理と倫理が交差する虚構の現場を照らす複合する批評。

Table of Contents

  • キリストの小説—『カラマーゾフの兄弟』の方法（もうひとつの「福音書」；小児虐待の「思想」；「大審問官」のキリスト；ゲッセマネの「憂愁」；ペテロの「躓き」；ゾシマの「罪」と「革命」；小説の過去と未来）
  • 論註—純粋倫理批判（「方法」のモデル；常識の「原理」；「方法」の経験；流動するアナロギア；超越論的アナロギア；純粋倫理批判；「論理」の行方）

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