だれが沖縄を殺すのか : 県民こそが"かわいそう"な奇妙な構造

書誌事項

だれが沖縄を殺すのか : 県民こそが"かわいそう"な奇妙な構造

ロバート・D.エルドリッヂ著

(PHP新書, 1042)

PHP研究所, 2016.4

タイトル読み

ダレ ガ オキナワ オ コロス ノカ : ケンミン コソ ガ カワイソウ ナ キミョウ ナ コウゾウ

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内容説明・目次

内容説明

いまの沖縄は、あまりにおかしい。このままでは、日本の民主主義は沖縄から破壊されかねない。こんなに酷い、無責任なメディア、不透明な県政、革新系がつくった偏った教育、狭小な言論空間…。そこに置かれた沖縄県民こそが本当に“かわいそう”な存在だ。そしてこの奇妙な構造の背後には中国の影が—。神戸大学大学院で博士号を取得し、大阪大学准教授を経て、在沖米海兵隊の政務外交部次長を務めた著者が、日本を愛するアメリカ人として沖縄と日本の危機を鋭く告発。民主主義、メディア、基地問題、日米関係などについて、「沖縄問題」という切り口を通して問題提起する。

目次

  • 第1章 沖縄人民の民族自決?—沖縄独立論という虚妄(翁長知事の「自己決定権がないがしろにされている」発言;沖縄は「抑圧された先住民族」が住む「植民地」 ほか)
  • 第2章 「真実」を報道せず「感情論」を煽り立てる—沖縄とメディア(冷静に振る舞っていた建設反対派リーダーが拘束された?;挑発やヘイトスピーチ、暴力は民主的な活動とはいえない ほか)
  • 第3章 民主主義を守れていないのはどちらだ—あまりに悲しき不透明な政治(翁長知事が述べる「民主主義」とはどの程度のものか;政治環境を複雑にさせている地域間の意見の相違 ほか)
  • 第4章 これ以上、普天間について嘘を言うな—いまこそ持続的で包括的な政策を(状況を進展させない「三つの間違い」;日本人が知らない普天間飛行場の役割 ほか)
  • 第5章 日米同盟と海兵隊が日本に欠かせない理由—世界のために何をすべきか(日米同盟という「国際結婚」がもたらす平和と繁栄;平和を守ってきたのは憲法九条ではない ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21118393
  • ISBN
    • 9784569830360
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    302p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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