バターが買えない不都合な真実
著者
書誌事項
バターが買えない不都合な真実
(幻冬舎新書, 415)
幻冬舎, 2016.3
- タイトル別名
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バターが買えない不都合な真実
- タイトル読み
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バター ガ カエナイ フツゴウナ シンジツ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
バター不足が続いている。農水省は、その理由を原料となる生乳の生産量が落ちたうえ、多くを飲用牛乳向けに供給したせいだと説明した。だがこれはうわべの事情に過ぎない。実際は、バターをつくる過程で同時に生成される、あの脱脂粉乳が強い影響力を持っていた。使い道が少なくなった脱脂粉乳が、生乳の価格、酪農経営、そしてバターの生産量をも左右していたのだ。これまで外部にさらされることのなかった酪農をめぐる利益構造と、既得権益者たちの思惑。隠された暗部をえぐる。
目次
- 第1章 消えたバターについての酪農村の主張
- 第2章 日本の酪農とアメリカの切れない関係
- 第3章 牛乳・乳製品は不思議な食品
- 第4章 複雑な酪農事情と政策の歴史
- 第5章 乳製品の輸入制度はこうしてできあがった
- 第6章 さあ、謎解きです—バターが消えた本当の理由
- 第7章 日本の酪農に明日はあるか?
「BOOKデータベース」 より