マーケティング化する民主主義

書誌事項

マーケティング化する民主主義

西田亮介著

(イースト新書, 065)

イースト・プレス, 2016.4

タイトル読み

マーケティングカ スル ミンシュ シュギ

内容説明・目次

内容説明

安倍政権は二〇一〇年代の日本で最大の「メガヒット」である—。多くの国民やジャーナリストがその「メディア支配」に異議を唱えているにもかかわらず、なぜ「安倍一強」体制は盤石なのか。なぜ大手メディアは政権に逆らえなくなったのか。その背後には政権側の緻密な「マーケティング戦略」があった。大多数の国民がその戦略に翻弄されてしまう時代に必要な情報リテラシーとは。また、ネット選挙や一八歳選挙権が注目されるなかで、国民が選挙を通して政治に「理性」を反映させるために必要な方法論とは。

目次

  • 第1章 日本政治の「違和感」の正体
  • 第2章 「ネット選挙」と自民党のメディア戦略
  • 第3章 「選挙フェス」とミュージシャン三宅洋平の挑戦
  • 第4章 マーケティング政治と「そこそこ快適な世界」
  • 第5章 なぜメディアは「圧力」に屈したのか
  • 第6章 新しい「政治の季節」と「情と理」
  • 鼎談 平将明×西田亮介×津田大介「自民党はもう負けないのか」
  • 対談 小林史明×西田亮介「自民党のメディア戦略」
  • 対談 西田亮介×三宅洋平「ネット世代の選挙のゆくえ」

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ