選択する力 : バングラデシュ人女性によるロンドンとダッカの労働市場における意思決定
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選択する力 : バングラデシュ人女性によるロンドンとダッカの労働市場における意思決定
ハーベスト社, 2016.4
- タイトル別名
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The power to choose : Bangladeshi women and labour market decision in London and Dhaka
The power to choose : Bangladeshi women and labour market decisions in London and Dhaka
- タイトル読み
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センタク スル チカラ : バングラデシュジン ジョセイ ニヨル ロンドン ト ダッカ ノ ロウドウ シジョウ ニオケル イシ ケッテイ
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注記
原著 (Verso, 2000) の翻訳
p401に表示の英文タイトル: The power to choose : Bangladeshi women and labour market decision in London and Dhaka
参考文献: p370-380
内容説明・目次
内容説明
ダッカとロンドンという2つの都市を舞台に、労働市場に包摂される過程におけるバングラデシュ人女性たちの選択と制約、世帯内関係の変化の有無を描き出す。より自由なはずのイギリスに移住した女性たちはむしろ、伝統的な文化的規範に縛られており、一方で規範の国バングラデシュに残った女性たちは工場労働者になることで変化の契機を作り出していた。この逆説を、詳細な現地調査と、経済学と社会学を架橋した理論的な中間的立場から明らかにする、古典的名著、待望の翻訳。
目次
- 労働の基準、二重基準?—国際貿易における選択的連帯
- 「合理的な愚か者」と「文化的なまぬけ」?—社会科学における構造と行為主体性に関する諸説
- 黄金のバングラの変わりゆく顔—ダッカ調査の背景
- パルダの再交渉—ダッカにおける女性労働者の労働市場における意思決定
- 個人化されたエンタイトルメント—工場賃金と世帯内権力関係
- 七つの海と一三の河を越えて—ロンドン調査の背景
- 構造の再構成—ロンドンにおける家内労働者の労働市場における意思決定
- 仲介されたエンタイトルメント—在宅の出来高賃金労働と世帯内権力関係
- 労働市場における排除と経済学—逆説の説明
- 選択の力と「見えない事実の確認」—構造と行為主体性の再検討
- 弱い勝者、強い敗者—国際貿易における保護主義の政治学
「BOOKデータベース」 より