抵抗する知性のための19講 : 私を支えた古典
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書誌事項
抵抗する知性のための19講 : 私を支えた古典
晃洋書房, 2016.4
- タイトル別名
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抵抗する知性のための19講 : 私を支えた古典
- タイトル読み
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テイコウ スル チセイ ノ タメ ノ 19コウ : ワタクシ オ ササエタ コテン
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注記
原著 (나무연필, 2015) の日本版
内容説明・目次
内容説明
現代社会を「反知性主義」という怪物が跳梁跋扈している。若い読者への渾身の投壜通信。
目次
- 仮借ない告発 『ファン・ゴッホ書簡全集』全六巻
- 私の書斎 エドワード・サイード『サイード音楽評論1・2』
- 絶望の中身 プリーモ・レーヴィ『溺れるものと救われるもの』
- いつになったら インゲ・ショル『白バラは散らず—ドイツの良心 ショル兄妹』
- 「他者」を発見した人 ラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告』
- 「死」をめぐる驚きと覚醒 フィリップ・アリエス『死と歴史—西欧中世から現代へ』
- 正義と自由 P・マルヴェッツィ、G・ピレッリ『イタリア抵抗運動の遺書(一九四三・九・八‐一九四五・四・二五)』ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』
- 白く輝く峰々 ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』/河島英昭『イタリア・ユダヤ人の風景』
- 絶望のような姿の「希望」 魯迅「忘却のための記念」/中野重治「ある側面」
- 頑固な人文主義者 エドワード・サイード『知識人とは何か』
- きみの沈黙によって イブラヒーム・スース『ユダヤ人の友への手紙』
- 冷徹な楽観主義者 ヨハン・ホイジンガ『中世の秋』
- 天才のもつ謙虚さ ケネス・クラーク『絵画の見かた』
- ある教養人の退場 加藤周一『羊の歌』『続羊の歌』
- 旅する歓び モンテーニュ『モンテーニュ旅日記』
- 焼けつく欲求 ジョージ・オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』
- フランス万歳! マルク・ブロック『奇妙な敗北—一九四〇年の証言』
- 凄絶な詩魂 金学鉉『荒野に呼ぶ声—恨と抵抗に生きる韓国詩人群像』
- 滅びゆく大自然が暗喩するもの ニコライ・A・バイコフ『偉大なる王』
「BOOKデータベース」 より