裸はいつから恥ずかしくなったか : 「裸体」の日本近代史
著者
書誌事項
裸はいつから恥ずかしくなったか : 「裸体」の日本近代史
(ちくま文庫, [な50-1])
筑摩書房, 2016.5
- タイトル別名
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裸はいつから恥ずかしくなったか : 裸体の日本近代史
- タイトル読み
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ハダカ ワ イツ カラ ハズカシク ナッタカ : 「ラタイ」ノ ニホン キンダイシ
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注記
新潮選書(2010年5月刊)の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
老若男女が入り乱れる混浴の公衆浴場、庭先で行水をする女性たち、裸同然の格好で仕事をする人々…。幕末、日本を訪れた外国人たちは互いの裸に無関心な日本人に驚き、その様子をこぞって記録した。しかし急激な近代化が日本人の裸観に影響を与え、いつしか裸を不道徳なものと見なすようになる。同時代資料を丹念に読み解き、日本人の性的関心と羞恥心の変遷をたどる「裸」の日本文化史。
目次
- 序章 下田公衆浴場
- 第1章 この国に羞恥心はないのか!?—ペリー一行らが見た混浴ニッポン
- 第2章 混浴は日本全国で行われていたのか—幕末維新の入浴事情
- 第3章 日本人にとってのはだか—現代とは異なるはだかへの接し方
- 第4章 弾圧されるはだか—西洋文明の複眼による裸体観の変容
- 第5章 複雑化する裸体観—隠すべき裸体と隠さなくてもよい裸体
- 第6章 五重に隠されるはだか—隠され続ける先にあるもの
- 終章 裸体隠蔽の限界
「BOOKデータベース」 より