侮中と抗日 : 1937-1944
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侮中と抗日 : 1937-1944
(日中の120年文芸・評論作品選 / 張競, 村田雄二郎編, 3)
岩波書店, 2016.5
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ブチュウ ト コウニチ : 1937-1944
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Contents of Works
- 没法子 : 天津にて / 金子光晴 [執筆]
- 杭州 / 小林秀雄 [執筆]
- 北京の輩に寄するの詩 / 武田泰淳 [執筆]
- 土民の顔 / 武田泰淳 [執筆]
- 支那と中国 / 竹内好 [執筆]
- 中国との文化的接触の道程 / 藤田嗣治 [執筆]
- シナ人のこころ / 奥野信太郎 [執筆]
- 私は信じ私は待つ / 草野心平 [執筆]
- 支那軍の鬼畜性 / 山川均 [執筆]
- 山川均先生に / 巴金 [執筆] ; 飯倉照平訳
- 日本の娼婦と文士 / 郁達夫 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 戦禍の北支雑感 / 吉川英治 [執筆]
- 北支事変について / 萩原朔太郎 [執筆]
- 蕭軍より中野重治に / 蕭軍 [執筆]
- 中野重治より蕭軍へ / 中野重治 [執筆]
- 日本獄中生活 / 謝冰瑩 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 壁のスローガン / 謝冰瑩 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 南京より / 黄瀛 [執筆]
- 事変余話 / 井伏鱒二 [執筆]
- 日本の友人へ / 巴金 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 閘北三義里の戦蹟 / 佐藤春夫 [執筆]
- 神聖なる砲声の中で / 茅盾 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 恐怖の手段によって屈服させられるものにあらず / 茅盾 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 敵の文化破壊から語り起こす / 茅盾 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 戦禍の北支上海を行く(抄) / 吉屋信子 [執筆]
- 児童の最大の敵を撃退せよ / 老舍 [執筆] ; 鈴木将久訳
- 上海雑観 / 三好達治 [執筆]
- 敵の飛行機と大砲に大いなる感謝を / 陳独秀 [執筆] ; 小野寺史郎訳
- 沈思せよ蔣先生 / 高村光太郎 [執筆]
- 支那に対する我が認識不足 / 桐生悠々 [執筆]
- 「東亜協同体」の理念とその成立の客観的基礎 / 尾崎秀実 [執筆]
- 日本国民に告ぐ / 蔣介石 [執筆] ; 山田礼三訳
- 近衛声明を反駁す / 蔣介石 [執筆] ; 山田礼三訳
- 華僑某君に答ふ / 汪兆銘 [執筆] ; 中山樵夫訳
- 日本に寄す : 中国と東亜 / 汪兆銘 [執筆]
- 誤れる支那観の是正 : 漢民族理解のための一つの方法 / 橘樸 [執筆]
- 私と日本 / 周幼海 [執筆] ; 小野寺史郎訳
- 日本概観(抄) / 周幼海 [執筆] ; 小野寺史郎訳
- 胸中の苦悶 / 吉田東祐 [執筆]
- 支那大陸を重視せよ / 東洋経済新報 [編]
- 駱駝行(抄) / 室生犀星 [執筆]
- 満洲の風物 / 保田與重郎 [執筆]
- 満洲の印象 / 小林秀雄 [執筆]
- 奉天所感 / 佐多稲子 [執筆]
- 大連の印象 / 佐多稲子 [執筆]
- 爆発 / 菊池寛 [執筆]
- 満洲開拓体験記 / 葉山嘉樹 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
盧溝橋事件を経て両国は全面戦争に突入する。「東亜新秩序」を掲げ宣撫をはかる日本と、民族の生存をかけて徹底抗戦の意志を固める中国。すべてをさらけ出す戦火の中、文学者たちは何を描いたのか。金子光晴、謝冰瑩、井伏鱒二、茅盾、吉屋信子、老舎、小林秀雄らの作品をとおして、殺戮と破壊のさなかに結ばれた日中の極限的な関係を見る。
Table of Contents
- 1 文化人たちが見た中国(没法子;杭州 ほか)
- 2 対立から敵対へ(支那軍の鬼畜性;山川均先生に ほか)
- 3 作家たちが見た戦争(南京より;事変余話 ほか)
- 4 抵抗と協力(支那に対する我が認識不足;「東亜協同体」の理念とその成立の客観的基礎 ほか)
- 5 満蒙という物語(駱駝行(抄);満洲の風物 ほか)
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