西光万吉
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書誌事項
西光万吉
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 110)
清水書院, 2016.4
- : 新装版
- タイトル読み
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サイコウ マンキチ
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西光万吉
2016.4.
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西光万吉
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注記
参考文献: p240-245
年譜あり
内容説明・目次
内容説明
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。西光万吉が一九二二年、全国水平社の創立にあたって起草した、日本の最底辺からの人間解放のメッセージは今なお息づいている。西光は戦後、和栄政策を構想し、一貫して不戦世界の建設を説き続けた。平和運動のスローガン「大砲よりバター」「再軍備より福祉」を、西光は自国本位として退け、日本国憲法に根ざしながら国際的視野をもつべきことを強調した。戦争中、彼は国家主義者として侵略戦争を推進する役割を担ったため、「転向」者として斥けられ、戦後の彼の主張も無視されてきた。本書はこのタブーを破り、初めて西光の生涯を明らかにした。
目次
- 1 全国水平社の創立(苦悩を越えて;全国水平社の創立;農民運動から政治闘争へ)
- 2 高次的タカマノハラの展開をもとめて(獄中にて;国家社会主義の実現をめざして;奈良県柏原を中心に)
- 3 戦争の激化のなかで(日中戦争のもとで;穂積五一とともに)
- 4 戦後の主張—和栄政策(不戦への道;和栄政策の実現をめざして;日本と世界に)
「BOOKデータベース」 より