経済学の座標軸 : 馬渡尚憲先生追悼論文集
著者
書誌事項
経済学の座標軸 : 馬渡尚憲先生追悼論文集
社会評論社, 2016.4
- タイトル別名
-
Economics in three dimensions : a memorial volume for Shohken Mawatari
- タイトル読み
-
ケイザイガク ノ ザヒョウジク : マワタリ ショウケン センセイ ツイトウ ロンブンシュウ
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注記
馬渡尚憲先生の経歴・業績: p 339-347
文献あり
馬渡尚憲の肖像あり
内容: 序文(奥山忠信, 佐々木憲介, 芳賀健一, 柳沢哲哉), 第I部: 経済理論(第1章「需要論の省察」-第5章「リベラルな社会とはどのような社会か」), 第II部: 経済学史(第6章「理念型の系譜」-第14章「構造学派とは何か」), 第III部: 歴史・現状分析(第15章「アベノミクス再論」-第18章「リーマン・ショック以降のカナダ経済」), 馬渡尚憲先生の経歴, 馬渡尚憲先生の業績, 索引, 執筆者紹介
収録内容
- 需要論の省察 / 奥山忠信 [執筆]
- 資本回転論と利潤論 : 資本ストック規定を中心として / 亀崎澄夫 [執筆]
- 生産的労働と生産過程論の再構成 / 安田均 [執筆]
- 「厚生経済学」から「幸福の経済学」へ : 回顧と展望 / 金井辰郎 [執筆]
- リベラルな社会とはどのような社会か : ロールズ正義論によせて / 堀川哲 [執筆]
- 理念型の系譜 : リカードウ, ミル, メンガー, ヴェーバー / 佐々木憲介 [執筆]
- 古典派資本蓄積論における技術進歩と自然の制約 / 水田健 [執筆]
- マルサスの功利主義 / 柳沢哲哉 [執筆]
- ハリエット・マーティノーの経済思想 : 『暴徒たち』(1827)と『工場論争』(1855)を中心に / 舩木惠子 [執筆]
- ジェヴォンズによるミル論理学批判と経済学 / 阿部秀二郎 [執筆]
- 若きビアトリス・ポッターの経済学の形成 / 佐藤公俊 [執筆]
- シュンペーターの社会主義論における矛盾について : ヴィジョンとワルラス的方法との間で / 本吉祥子 [執筆]
- カレツキの有効需要理論 : マルクスとの関連で / 栗田康之 [執筆]
- 構造学派とは何か : そのヴィジョンと方法について / 岡本哲史 [執筆]
- アベノミクス再論 : 量的金融緩和政策を中心に / 星野富一 [執筆]
- 「量的・質的金融緩和」の本質と課題 / 石橋貞男 [執筆]
- 現時日本の資本蓄積レジーム : 実証と方法 / 芳賀健一 [執筆]
- リーマン・ショック以降のカナダ経済 : 2015年からの回顧 / ブライアン・K・マクリーン [執筆] ; 芳賀健一訳
内容説明・目次
目次
- 第1部 経済理論(需要論の省察;資本回転論と利潤論—資本ストック規定を中心として;生産的労働と生産過程論の再構成;「厚生経済学」から「幸福の経済学」へ—回顧と展望;リベラルな社会とはどのような社会か—ロールズ正義論によせて)
- 第2部 経済学史(理念型の系譜—リカードウ、ミル、メンガー、ヴェーバー;古典派資本蓄積論における技術進歩と自然の制約;マルサスの功利主義;ハリエット・マーティノーの経済思想—『暴徒たち』(1827)と『工場論争』(1855)を中心に;ジェヴォンズによるミル論理学批判と経済学;若きビアトリス・ポッターの経済学の形成;シュンペーターの社会主義論における矛盾について—ヴィジョンとワルラス的方法との間で;カレツキの有効需要理論—マルクスとの関連で;構造学派とは何か—そのヴィジョンと方法について)
- 第3部 歴史・現状分析(アベノミクス再論—量的金融緩和政策を中心に;「量的・質的金融緩和」の本質と課題;現時日本の資本蓄積レジーム—実証と方法;リーマン・ショック以降のカナダ経済—2015年からの回顧)
「BOOKデータベース」 より